リモートサポートのカメラを導入する際には、現場記録ができる商品を選択すると良いです。通信の映像を送信できても、現場記録として保存できないと後から記録を見返せません。ただ現場記録がするだけではなく映像や会話が鮮明に記録されるか、性能も重視しておくことが重要です。暗い場所での作業に使用する場合や24時間どの時間帯でも作業を伴うケースでは、撮影場所が暗くなった場合に自動的に高感度な撮影に切り替わる機能が搭載されているのがおすすめです。
記録の方法としては、ネットワーク環境がなくてもカメラに内蔵されているようなレコーダーに映像を保存するタイプと、レコーダーを用意せずとも設置できるクラウドタイプに分けられます。レコーダータイプとクラウドタイプは、利便性や初期投資費用が異なります。
リモートサポートのカメラで現場記録ができると資料にもなる
リモートサポートのカメラに現場記録機能が搭載されていると、業務用の資料としても利用できます。クライアントや上司から現場の作業状況を確認したいと言われた際に、作業を中断せずに現場記録をチェックしてもらうだけで報告が可能です。要望を受けてから報告のために現場へ責任者が足を運び、写真撮影していたケースなどでは作業時間が大きく短縮されます。
進行している作業を後から問題がなかったか確認したい際にも、映像を再生するだけで簡単に確認できます。将来的に新人教育のため、現場の資料映像を用意したいといった事例でも、そのまま流用可能なのも特徴です。イメージ映像ではなく実際の業務画面を見られるので、教育を受ける側もイメージが把握しやすく、スキルアップの速度も早まります。

リモートサポートのカメラで現場記録すると災害の防止にも
リモートサポートのカメラで現場記録も同時に行っておくと、作業ミスによる災害発生防止にも繋がります。業務上のトラブルへ発展する原因は現場スタッフの誤った判断、スタッフ同士のコミュニケーションミスなどが代表的です。
現場記録をチェックしていると、誤った判断にすぐに気がつけます。スタッフ間のやり取りでおかしいと思える点があった際にも、すぐに現場記録を確認してどちらが正しいかを判断可能です。
またトラブルを事前に防げず発生してしまった場合も、現場記録を振り返ると原因の発見にも役立ちます。現場にいるスタッフの人員は適切だったのか、対策が不十分だったのではないかと言ったトラブルの報告書をまとめる際にも現場記録を見ると、客観的に判断できるのです。